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傾聴

アメリカの心理学者カール・ロジャーズの提唱した「来談者中心療法」の具体的スキルがこの「傾聴」と言えます。
カウンセラーとして欠かすことの出来ない重要なスキルであり、コーチングなどでも必要となるスキルです。
また、日常のコミュニケーションでもこのスキルをマスターしていれば、「聴き上手」=「コミュニケーションの達人」にもなれます。

まず、「きく」には、2つの漢字が当てはまります。
1つは「聞く」で、英語で言う「hear」のイメージです。
これは、ただ単に耳に入って来る、つまり意識してきくのではなく、音としてきいているという意味です。
例えば、BGMや救急車のサイレンなどです。
もう1つは、「聴く」で、英語で言う「listen」のイメージです。
こちらは、意識的に、注意してきくという意味です。
好きなCDを聴くとか、興味のある講演を聴くなどです。

この漢字の意味からも分かるように傾聴とは、まさしく「耳を傾け目と心を持って聴く」ということなのです。
とても簡単なことのようですが、実は奥の深いもので、トレーニングを始めると、普段いかに聴いていなかったかを痛感します。

また、「傾聴」=「アクティブリスニング」と言われることもあります。
アクティブリスニングとは、「積極的に聴く」ことです。
このスキルを使うと、話し手は自然に心を開き、どんどん話したくなるのです。
決して難しいテクニックではありません。

(1)うなずく     ・・・首を縦に振る
(2)相づちを打つ  ・・・「はい」「なるほど」「それで?」など
(3)繰り返す     ・・・言葉尻や重要なフレーズを繰り返す
(4)要約する    ・・・簡潔にまとめて伝える
(5)共感する    ・・・話の内容から感情を汲み取り、感情の言葉として伝える
(6)質問する    ・・・効果的な質問を投げかける

基本的には、上記のような事を行いながら聴きます。
出来れば、自然に。。。

しかし、仮にテクニックが完璧に出来たとしても、話し手は決して心を開いてはくれないでしょう。
では、何が足りないのか?

聴き手の「受容的な態度」です。
例えば、表情。。。
無表情やしかめっ面、落ち込んだ表情の人に、話したいと思いますか?
優しく微笑みながら聴いてくれる人の方が、話しやすくありませんか?
決して否定せずに。。。

この他にも、受容的な態度を表現する方法はいくつかあります。
それらも含め、話を聴く時の心理的側面の話は、「来談者中心療法」でカール・ロジャーズが説いています。

「傾聴」とは、決してテクニックだけで出来るものではない、奥の深いものなのです。

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